「ＤｅＮＡ８－７ヤクルト」（２日、横浜スタジアム）

　６番手で登板したＤｅＮＡ・山崎康晃投手（２８）が完璧な投球でチームに流れを手繰り寄せた。

　７－７の八回。ここまで３安打と絶好調のサンタナを１４９キロで見逃し三振に取ると、続く西浦を二ゴロ。最後は代打・川端を全て外角低めのまっすぐで３球三振に仕留めた。

　チームはその裏、桑原が勝ち越しのソロを放ち、九回は抑えの三嶋が３人で締め勝利。２勝目を挙げた山崎は「三嶋さんに良い形で九回任せられたことが、今日の収穫です」と話した。

　これで山崎は１１試合連続無失点。３３試合を終え、１６試合と約半分の試合に登板している右腕に、三浦監督も「頼もしい存在です」と信頼を寄せた。