向陽 田中輝映が8回15Kも敗戦 名前の由来はプロスノーボーダー

 「春季高校野球和歌山大会・準々決勝、近大新宮2-0向陽」(30日、紀三井寺公園野球場)

 向陽の最速144キロ右腕・田中輝映(てりえ)投手(3年)が、8回1失点15奪三振の圧巻の投球を見せたが、援護に恵まれず4強入りを逃した。

 初回からいきなり連続三振を奪うと、二回以降も毎回&先発全員から奪三振をマーク。七回までは2安打無失点に抑えたが、八回に痛恨の2連打を許し「今年初の先発で浮ついた部分があった。序盤制球を乱して、流れを悪くしてしまったのがこの結果につながった」と三回までに与えた3四死球を悔やんだ。

 輝映(てりえ)という名前は、史上最も影響力のあるプロスノーボーダーと評されるテリエ・ハーコンセンが由来。スノーボードが趣味という父の影響で、田中も何度か北海道や長野にスノーボードをしに出向いたという。「大学でも野球を続けて、将来は学校の先生になりたい」と夢を語った田中。進学校の向陽で「(成績は)2桁順位くらい」という秀才が、夏に向けて野球でも好成績を目指す。

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