オリックス・山本 完封も無援…則本昂と究極投手戦 チーム44年ぶり3戦連続ドロー

 「オリックス0-0楽天」(28日、京セラドーム大阪)

 オリックスは最後の打者・T-岡田が見逃し三振に倒れて引き分け。3試合連続の引き分けは球団では1977年4月24~26日以来、44年ぶりの珍記録となった。

 試合時間は今季両リーグ最短の2時間12分。無観客の中、山本VS則本昂による究極の投手戦となった。

 山本は初回先頭の小深田にいきなり二塁打を許すが、鈴木大、島内を打ち取ると浅村は153キロシュートで空振り三振。開幕戦以来となる頓宮とのバッテリーで、二回以降は危なげない投球。MAX156キロの速球を軸にカーブは少なめ、カットボールとフォークを効果的に交えて9回を散発3安打に封じ込めた。

 「投手戦になる確率が高かったので辛抱強くと思っていた。負けないように投げました。則本さん本来の投球というか良かったので、個人的には引き分けで終われて良かった。こういう試合もある。負けなかったのは逆に良かったのでは」

 0-0の試合でオリックス投手が完投して、相手が継投だったケースは阪急時代の1975年6月17日・南海戦(大阪)以来、46年ぶりとこちらも珍記録となった。

 中嶋監督は「当事者なんですけど、本当にスゴい投手の投げ合いだなと思いました」と言うしかなかった。4勝目はならなかったが、今季2度目の9回零封で防御率1・39としてトップに立った。

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