ソフトバンク・和田が2戦連続アクシデント降板 左手薬指に異常か
「ソフトバンク-楽天」(21日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの和田毅投手が2試合続けてアクシデントでの降板となった。
五回まで無失点に抑えていた左腕だったが、3-0とリードして迎えた六回につかまった。まず先頭の岡島に1号ソロを浴びると、1死後に小深田と小郷に連打されて1死一、二塁とピンチを背負った。
ここでベンチから森山投手コーチがマウンドへ。少し言葉を交わしたところで、トレーナーもベンチを飛び出してきた。左手の指先に何かあった模様。気にする仕草を見せながら和田はトレーナーとともにベンチ裏に下がった。場内には「治療のため」というアナウンスが流れたが、和田はマウンドに戻ることなく2番手・嘉弥真が送り出された。
和田は前回先発だった14日のオリックス戦でも七回途中に足をつって降板していた。ただ、その試合では今季初勝利をマークした。この日も六回途中でのすっきりしない交代となったが、勝利投手の権利を得ている。