マー君敗戦 国内連勝「28」で止まる まさかの2被弾に落胆

5回を投げ3失点でマウンドをおりる楽天・田中将大(撮影・金田祐二)
1回、先制2ランを許した日本ハム・中田翔らが喜ぶ姿を見つめる楽天・田中将大(18)=撮影・高石航平
1回、日本ハム・中田翔に先制2ランを許す楽天・田中将大(撮影・高石航平)
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 「日本ハム4-1楽天」(17日、東京ドーム)

 楽天・田中将大投手が8年ぶりの復帰登板で無念の黒星を喫した。5回4安打3失点、序盤の2被弾が最後まで響いた。待望の今季初登板で初黒星となり、国内公式戦で12年8月26日の日本ハム戦から継続中だったプロ野球の連勝記録は「28」で止まった。

 公式戦では2013年11月3日の巨人との日本シリーズ第7戦以来、2722日ぶり。ファンの注目も集めたが、まさかの展開となった。一回に2死から3番近藤へストレートの四球。そして続く中田には甘く入った154キロ直球を打たれ、1号2ランを被弾した。

 味方が1点を返した直後の二回も石井に144キロの真ん中直球を右翼席へ1号ソロ被弾。失投連発に厳しい表情となり、球場は騒然となった。

 三回は調子を取り戻し、中田から三振を奪うなど三者凡退。四、五回も安定した制球力が戻り、無失点に抑えたが、味方も反撃できなかった。田中将は降板後「もったいなかった」と2被弾を悔やんだ。

 当初、開幕2戦目の3月27日の日本ハム戦での先発を予定していたが、右ふくらはぎを痛め登板回避。3週間遅れで、待望の日本凱旋(がいせん)マウンドを迎えた。節目の日本通算100勝目もかかった一戦だったが、メモリアル勝利はお預けとなった。

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