DeNA6連敗で借金10 助っ人2人が今季初スタメンも1得点

 試合に敗れ、引き揚げるDeNA・三浦大輔監督(撮影・高石航平)
 試合に敗れ、肩を落とし引き揚げるオースティン(左)とソト(撮影・高石航平)
 8回、選手交代を告げベンチに戻るDeNA・三浦大輔監督(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト2-1DeNA」(15日、神宮球場)

 DeNAがヤクルトに敗れ、6連敗で借金が10に膨れあがった。チームの借金が2桁に達したのは2019年5月17日以来。三浦大輔監督(47)は「現状をしっかり受け止めて、また明日からやっていきます」と話した。前カードの阪神戦から2カード連続の負け越しとなった。

 打線は開幕18試合目にして、ようやくソト、オースティンの助っ人コンビがスタメンに帰ってきた。2人に安打は出たが、ソトは八回1死一、二塁の好機で三振。オースティンは六回に大飛球を放つも、バックスクリーン手前で失速した。

 四回は、2死満塁の好機で柴田が適時内野安打を放ったが、後が続かなかった。「つないで、1点でも多くと取る」という指揮官が思い描く野球が実現できない苦しい現状が続いている。

 先発の浜口は4試合目の登板となったが、今日は初回に中村、村上にいずれもソロを被弾し、この2点が最後までチームにとって重くのしかかった。6回を106球、4安打10奪三振2失点と粘りの投球を見せた左腕だったが、これで4戦連続の初回の失点となった。浜口は「2イニング目以降、粘り強く投げられただけに初回の失点が悔やまれます」と反省の弁を口にした。

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