ソフトバンク・和田 40歳初勝利 松坂世代初!まだまだやります!
「ソフトバンク4-1オリックス」(14日、ペイペイドーム)
最後は左足がつっての交代だった。ソフトバンク・和田は気迫満点の投球で、オリックスのエース山本との投げ合いを七回途中4安打無失点で制した。今季初白星を手にし「0に抑えていけば、負けることはないと思って投げた」と胸を張った。
力のある直球を軸に一回から飛ばした。昨季13打数6安打と、相性の悪かった吉田正を145キロの内角直球で二飛に打ち取る上々の立ち上がり。第2打席は安打を許したが後続を断ち、その後は変化球を交えて、オリックス打線に的を絞らせなかった。
野手の好守にももり立てられた。二回は周東、三回は今宮が中前へ抜けそうな当たりを好捕し、松田も2度の鋭い当たりをうまくさばいた。「本当に助けられて、なんとか0に抑えることができた」と感謝した。
チームはオリックス戦の連敗を3で止め、自身も40歳での初勝利をつかんだ。工藤監督は「何も言う事のないナイスピッチング。安心して見ていられた」と絶賛した。