清原氏 FA時、阪神の提示額は「巨人の10倍だった」…小籔、徳井も仰天

清原和博氏
 清原和博(手前)とFA交渉する阪神・吉田義男監督(左端)ら球団関係者(1996年11月)
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 元プロ野球選手の清原和博氏(53)が12日深夜にカンテレ(関西テレビ)で放送された「こやぶるSPORTS超」に出演。1996年に西武からFA宣言し、巨人と阪神による争奪戦の末、巨人に入団を決めるまでの秘話を語った。

 清原氏は、MCの小籔千豊(47)から、獲得交渉時、阪神の方が提示金額が多かった?というウワサについて聞かれると、「そうですよ。ジャイアンツの10倍ぐらいですね」と衝撃発言。小籔、チュートリアル・徳井義実が「10倍?!」と仰天して聞き直すと、「それ以上ですね」と阪神側が巨人側の「10倍以上」の提示額だったと明かし、驚かせた。

 阪神側の熱意に「はっきり言って、阪神行く方に固まっていたんです、気持ちは」と打ち明けると、虎党の小籔は「惜っしいなぁ~!!」と悶絶。実際に巨人と阪神のユニホームを作るメーカーに頼んで、特別にユニホーム&帽子を作って送ってもらい「ジャイアンツの帽子と阪神の帽子、どっちが似合うかな~、ってやってたんです」と告白し、笑った。

 阪神との交渉では、「ホテルにレッドカーペットが敷いてあって、スイートルームで」と熱意がすごかったそうで、吉田義男監督、球団社長ら3人が勢揃いし、「清原君、タバコ吸うんやろ?吸うて!」と勧め、タバコを切らせていると知るや、「僕の吸うて!」と一斉に自分のタバコを出してきたことを明かし、笑わせた。

 一度は阪神入りに傾いたというが、母親から「あんた、また阪神行って、巨人に勝って、またピーピー泣くんか?あんたの夢は何やったんや?!」と言われ、巨人入りを決めたとも説明していた。

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