立正大、今季初星 本塁踏み忘れアピール成功 坂田監督「ファインプレー」

 2回、本塁踏み忘れでアウトとなり、球審から説明を受ける東洋大・杉本監督(左)=撮影・伊藤笙子
 2回、宮本の二塁打で本塁に戻ってきた一塁走者・小口(撮影・伊藤笙子)
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 「東都大学野球、立正大5-3東洋大」(12日、神宮球場)

 1回戦3試合が行われ、立正大は東洋大の走者の本塁踏み忘れを見逃さずに同点を阻止し、今季初勝利へつなげた。亜大はプロ注目の松本健吾投手(4年・東海大菅生)が駒大を2安打完封。中大は青学大を破って開幕5連勝とした。

 珍しいプレーが立正大の今季初勝利を引き寄せた。1-0の二回2死一塁。右越え二塁打を浴び、一走の生還を許したかに見えた。だが、ここで立正大がホームベースの踏み忘れをアピール。中嶋良平捕手(4年・関西)がボールを持って、本塁を踏むとアウトが宣告された。

 一丸となって同点を阻止した。アピールにつながったのは、ベンチ内から走者が本塁を踏んでいないことを指摘する声が出ていたため。坂田精二郎監督(46)は「チームのファインプレー」と称賛。その後は一進一退の展開を制して、開幕4連敗を止めた。

 指揮官は「あそこでこっちに流れが来た」とナインの集中力を評価。一方、東洋大・杉本泰彦監督(61)は「こんなことは初めて。その後も集中力を欠いた」と悔やんだ。

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