プロ注目の亜大・松本健吾が2安打完封「野球だけじゃダメ」“改心”して成長

駒大を2安打完封した亜大・松本健吾=神宮球場(撮影・伊藤笙子)
力投する亜大・松本健吾=神宮球場(撮影・伊藤笙子)
7回、雄たけびを上げる亜大・松本健吾=神宮球場(撮影・伊藤笙子)
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 「東都大学野球、亜大2-0駒大」(12日、神宮球場)

 プロ注目の亜大・松本健吾投手(4年・東海大菅生)がリーグ戦2度目となる完封で今季初勝利を挙げた。140キロ中盤の直球とツーシームを軸に、9回を投げて被安打はわずか2本。「自分が一人で投げ切るつもりでマウンドに立っていました」と狙い通りの快投を披露した。

 心を入れ替え、成長した。昨秋は部のルールである掃除に身が入っておらず、甘い部分が露呈。生田勉監督も「そういうことができてエース」と万全の状態でも登板させなかった。右腕も「自分を見つめ直すいい機会になった。野球をやっているだけじゃダメ」と“改心”。一回り成長してマウンドに戻ってきた。

 もともと研究熱心な面は指揮官も認めるところだ。3月にはプロも訪れる鳥取市のトレーニング研究施設「ワールドウィング」に武者修行。「いままで感じたことのないトレーニング内容」と投球につなげている。チームはこれで2勝3敗。生まれ変わったエースを中心に、昨秋王者が巻き返しを狙う。

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