鳴門が延長13回サヨナラ勝ちでV タイブレーク決着で徳島大会制す

 「春季高校野球徳島大会・決勝、鳴門5-4徳島商」(6日、鳴門オロナミンC球場)

 徳島県大会決勝で、この春から導入されたタイブレークが実施され、延長十三回に鳴門がサヨナラ勝ち。徳島商を破って3年ぶり12度目の優勝を果たした。両校は24日から開幕する四国大会に出場する。

 十三回表に1点を失い、追い詰められた裏の攻撃。2死満塁から杉山敬基投手(3年)の適時打で追いついた。試合を決めたのは3番・上田隼翔内野手(2年)だ。「フルスイングで打ったる」と、甘く入ってきた直球を振り抜くと、打球は前進守備の右翼の頭上を大きく越えた。殊勲打のヒーローは「最高です」と満面の笑顔。森脇稔監督(59)も「最後に覚悟を決めて意地を見せてくれた」と、3時間を超える試合で集中力を切らさなかった選手たちをねぎらった。

 高校野球では18年春からタイブレーク制を導入。これまで決勝では採用されていなかったが、この春から主要大会でも採用することが発表されていた。

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