京産大・山口直哉が連盟タイの7連続三振 4回10K無失点「スライダーがよかった」

 「関西六大学、京産大7-1大院大」(5日、南港中央野球場)

 京産大が大院大を投打で圧倒し、2勝0敗で勝ち点1を獲得した。最速149キロ右腕・山口直哉投手(3年・済美)が六回から登板し、連盟タイ記録となる7者連続三振を記録。4回を1安打無失点10奪三振に抑えた。「スライダーの制球がよかった。ストレートも走っていた」と、この日最速147キロの力強い直球を軸に、キレのあるスライダーで打者を翻弄(ほんろう)した。

 今冬は坂道ダッシュなどで下半身を強化し、3月のオープン戦では自己最速の149キロを記録した。勝村法彦監督も「一冬で伸びた選手、良く投げてくれた」と、賞賛した。

 高3の夏には、済美でエースとして夏の甲子園に出場。準決勝で根尾、藤原らを擁する大阪桐蔭に敗れた。「藤原、根尾ともう一度戦いたい」と、プロの舞台を見据えた山口。4年ぶりのリーグ優勝に向けて、最高のスタートを切った。

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