勝利が遠いDeNA…京山が3被弾で6失点 坂倉には満塁弾許す
「DeNA-広島」(3日、横浜スタジアム)
DeNAの先発・京山が5回108球6安打5四球6失点で降板した。右腕は「しっかり勝負して向かっていくことができたが、ツーストライクから甘く入ったボールを痛打されたのが反省点」と悔やんだ。
広島の一発攻勢に泣かされた。DeNAが先制直後の二回表。京山は先頭の安部に同点ソロを浴びると、2死から菊池涼に勝ち越しソロを浴びた。
五回は2死を奪うも、西川に3-2からの7球目を中前打、鈴木誠にも安打を浴び、2死一、三塁。続く松山に厳しいコースで攻めるも四球で満塁のピンチ。6番・坂倉にグランドスラムを浴びた。
京山は六回の打席で代打が送られ、ベンチではタオルで顔を覆い、グラウンドを見つめた。
打線は広島先発の九里の前に五回まで3安打に抑えられていたが、六回に桑原、関根が連打でチャンスを作ると、ドラフト2位ルーキー・牧(中大)が2点適時二塁打を放ち、3点差に迫った。
しかし直後の七回。国吉が先頭の菊池涼に猛打賞となる二塁打を浴びるも、西川を二ゴロ、鈴木誠を空振り三振に打ち取った。2死三塁で左の松山を迎えたところで三浦監督はマウンドに砂田を投入。
しかし、松山が初球を捉え、適時打となり、継投は失敗に終わった。


