オリックス・中川圭“無敵の男”や初回猛攻口火打 球団通算5300勝達成

 「オリックス7-2ソフトバンク」(31日、京セラドーム大阪)

 タイムリー欠乏症に苦しんでいたチーム。救世主は“無敵の男”だった。初回1死満塁で今季初めて5番に入ったオリックス・中川圭太内野手。大竹の初球の変化球を左翼フェンス直撃の適時二塁打。27日・西武戦の三回、伏見の二塁打以来、25イニングぶりの適時打が今季初の先制点になった。

 「スタメンを見たときにチームを引っ張っていくような打撃をするだけと思った。監督のメッセージを自分の中で感じていました」

 昨季途中、監督代行に就任した中嶋監督は打率1割台の中川圭を4番に据えた。「無敵の中川を見てきてるんで」と絶大な信頼を寄せた。残念ながら期待に応えることはできなかった。雪辱を期すため、オフには理想の打撃と憧れるヤクルト・内川にツテをたどって弟子入り。「右膝と右肘を一緒に出すイメージでバットは重力に任せて落とすだけ」との金言を授かった。

 指揮官は「なかなかタイムリーが出なかったんでホッとしました」と笑顔。本拠地初勝利は球団5300勝の記念星になった。次は勝ち越し。1日は中5日で山本を投入して必勝を目指す。

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