ロッテの守護神・益田また崩れた…4年ぶり開幕3連敗 井口監督「仕切り直し」
「ソフトバンク6-5ロッテ」(28日、ペイペイドーム)
前日に続き、ロッテの守護神・益田がまた崩れた。2試合連続のサヨナラ負けで17年以来4年ぶりの開幕3連敗。試合直後、ロッテ・井口資仁監督はしばらくベンチで固まったままだった。
八回もハーマンが2ランを被弾。勝ちパターンのリリーフを投入しても逃げ切れない。「中、後ろのあの2人がしっかりしてもらわないと勝てない」と無念さをにじませた。
1点リードでは安心できない心境だろう。3-4の九回2死から代打・菅野が起死回生の逆転2ラン。満を持して益田を送り出したが、2死一塁から今宮に左線二塁打を浴び、続く柳田を申告敬遠で満塁。代打・川島には1-2と追い込みながらも5球目の外角直球を痛打され、ホーム付近で肩を落とした。
「ホームに帰ってしっかりと仕切り直してやりたい」と井口監督。この3連戦は救援陣の失敗だけでなく打線の拙攻も目立ち、指揮官はテコ入れとしてレアードの1軍昇格を決断。打線強化で出直しを図る。