日本ハム・育成出身の長谷川 三者凡退で初登板初ホールド「1球も気が抜けなかった」

 「楽天4-9日本ハム」(27日、楽天生命パーク宮城)

 日本ハムの長谷川凌汰投手が、プロ初登板初ホールドをマークした。開幕前に支配下契約を勝ち取った右腕が、1イニングを3人できっちと締めた。

 「ホームランとフォアボールを気を付けながら、冷静にマウンドに上がった。1球も気が抜けなかった」

 1点リードの七回に4番手で登板。先頭の4番・浅村はフルカウントから147キロの力強い直球で中飛に仕留めると、茂木に対してはフォークでバットを折り、三ゴロに料理。最後は鈴木大を二ゴロで終えた。

 栗山監督は、「初めて登板して、すげー緊張しただろうけど、素晴らしかった」と絶賛。この試合で初めて三者凡退に終わったイニングだったこともあり、「あそこで長谷川が3人で抑えてくれて試合が止まった。彼にとっても、チームにとってもすごく大きかった」と、嫌な流れを断ち切る投球を見せた右腕に感謝した。

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