智弁学園が5年ぶり8強 強打に手堅さ織り交ぜ 犠打&犠飛で四回に大きな“1点”

 3回、山下は右前に適時打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
 3回、前川は中前に適時打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
 広島新庄打線相手に力投する智弁学園・小畠(撮影・北村雅宏)
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 「選抜高校野球・2回戦、智弁学園5-2広島新庄」(27日、甲子園球場)

 ライバルの天理に続いた。投打がかみ合った智弁学園(奈良)が逆転で5年ぶりの8強。奈良県勢にとっては実に44年ぶりのアベック進出となった。

 3回に2番・垪和拓海右翼手(3年)からの3者連続タイムリーで3点を奪って逆転。4回には6番・植垣洸捕手(3年)の二塁打の後、送りバントと中犠飛で返し、手堅い野球も披露した。

 さらに、スタメンに抜てきした8番・中陳六斗内野手(2年)が3安打1打点2得点の活躍とムードもいい。小坂将商監督は「苦しい展開になると思っていた。打ち崩すのは難しいと思い、4回はバントを使いました」と振り返った。5年ぶり2度目の頂点へ、機運は高まってきた。

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