19年夏Vの履正社・松平部長が4月から大体大コーチに

 履正社(大阪)野球部部長を務めた松平一彦氏(43)が3月末で同校を退職し、4月1日から大体大硬式野球部コーチに就任することが25日、同大学から発表された。

 松平氏は神港学園(兵庫)で1995年センバツベスト8。大体大に進み、主務として98年大学選手権ベスト8進出を支えた。巨人などで活躍した上原浩治氏の1年後輩にあたる。卒業後の00年、履正社でコーチを務め、01年から部長となった。岡田龍生監督(59)とともに19年夏優勝、14、17年センバツ準優勝を果たした。

 松平氏は同大学を通じ「学生とコミュニケーションをはかり、自分で考えることや自主性など大体大らしさを前面に出すことができたら。また、大体大は指導者や教員を目指す学生が多いので、自分の経験を生かし、学生が将来、指導の現場に出た時に生かせるものを4年間で身につける手助けをしたい」とコメントしている。大学ではスポーツ局の職員として勤務する。

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