ヤクルト スタッフ3人がコロナ感染 神宮でのナイター練習は通常通り
ヤクルトは24日、50代の男性スタッフ3人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表した。23日に定期的に行われているPCR検査で発覚。阪神と戦う26日の開幕戦を目前にして、チームに激震が走った。
球団によると、陽性判定を受けた3人ともに発熱、味覚障害、倦怠(けんたい)感、息苦しさなどの症状はなく、現在は自宅で隔離されているという。今後については、所轄保健所の指示に従って対応していくことになる。
また濃厚接触者に関しては、現在行動履歴および接触状況を報告し、特定を行っている段階。監督、コーチ、選手、スタッフらはこの日、再度PCR検査を行い、結果は迅速に発表される見通しだ。
感染拡大を阻止するため、球団独自の観点で濃厚接触の疑いがあるコーチやスタッフについては自宅待機を指示した。神宮球場、クラブハウス、球団事務所の消毒作業も行い、1軍からイースタンの試合に派遣されていたメンバーは出場せず、神宮で行われたナイター練習に参加した。
今後は「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」に従い、予定通り活動を継続する方針。開幕戦に向け、慎重に調整を進めていく。