「選抜高校野球・1回戦、市和歌山1-0県岐阜商」(23日、甲子園球場)
県岐阜商はあの手この手で好投手の小園攻略を目指したが、最後までホームは遠かった。
2回から4回までを含め、得点圏には6度進めた。追い込まれるとノーステップ打法を試み、タイミングが合っていないとみると打席の途中で代打を送るなど、手を尽くしたが9残塁で完封負け。試合巧者ぶりを発揮できなかった。
百戦錬磨の鍛冶舎巧監督は「後半勝負と思っていた。小園君に対してスイングはできていたが、チャンスで少し雑になった。あと1本が出なかった」と無念そうだった。