【プロ野球順位予想】岡田彰布氏 阪神優勝に必要な投手陣の踏ん張り

 26日にプロ野球が開幕する。ペナントレース開幕を前に、デイリースポーツ評論家が順位を予想。阪神は5年ぶりにオープン戦で優勝した勢いに乗り、05年以来のリーグ制覇も果たせるのか。パ・リーグはソフトバンクが連覇を果たすのか。プロの眼が見定めた優勝チーム。とくとご覧あれ。

  ◇  ◇

 今年のセ・リーグは東京五輪が行われる影響で、“前期、後期”の戦いになる。7月から8月の休止期間までに、各球団、どれくらいの位置につけているかがポイントになるだろう。だからスタートダッシュが例年よりも非常に大切。夏場の1カ月をどう過ごせるかも、7月半ばまでの状態にかかっている。

 借金を抱えて休止期間に入ると、精神的にも厳しい。公式戦が再開して巻き返そうと思っても、逆に空回りしてしまう可能性がある。阪神が優勝するためには、最低でも2桁10個の貯金を前半で作っておきたい。そのための課題となるのが、投手力だろう。

 1位に予想した巨人と比較して、阪神はやや落ちる。巨人は2月のキャンプでブルペンを見たが、非常に投手陣が充実していると感じた。今年の阪神はオープン戦を見ていて得点力は計算できるだけに、投手陣の踏ん張りがカギになるだろう。

 3位に予想した広島は、新人の栗林らがリリーフとして使えるメドが立ったことで、懸案だった救援陣の整備ができた。中日は得点力に課題が残るが、2位~4位はどこが浮上してもおかしくない。

 逆にDeNAはオースティン、ソトら外国人の合流遅れと、エース・今永の調整遅れは痛い。ヤクルトは先発陣の駒不足が顕著で、厳しい戦いを強いられそうだ。

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