元巨人で大リーグでも活躍した野球評論家・上原浩治氏が２１日、ＮＨＫの「サンデースポーツ」に出演。長男・一真さん（１５）と“共演”した。

　一真さんは米国フロリダ州にある中高一貫教育のアスリート養成校であるＩＭＧアカデミーで、投手としてプレーしている。番組では上原氏が、現地で一真さんのプレーを観戦する姿を放送した。

　左投手の一真さんは現地のリポーターから夢を問われ、「メジャーまで昇格すること。それに加えて（父よりも）良い選手になること。浩治の息子ではなく、カズとして人々の記憶に残りたい」と英語で回答。番組にリモート出演していた上原氏はその映像を見ながら、嬉しそうに笑みを浮かべた。

　父親の顔になっていた上原氏だが、ＮＨＫのスタジオから日米の違いについて質問を受けると、「野球というのは正解のないスポーツ。日本は監督、コーチが答えを出してあげて、選手や生徒が動くというイメージ。アメリカは生徒、選手たちが個々で話し合って答えを導いていく違いがある」などと語った。

　放送終了後、上原氏はインスタグラムを更新。親子のツーショット写真を掲載し、「大きくなれよ！」とメッセージを送った。