楽天・マー君 開幕前ラスト登板で圧巻G斬り 今年最長7回3安打1失点

 「オープン戦、巨人3-6楽天」(20日、東京ドーム)

 貫禄の投球で開幕への準備は整った。楽天・田中将が開幕前最後の登板に臨み、7回3安打1失点。89球で今年自己最長イニングを投げ抜き、「何とかまとめられて良かった」と振り返った。

 圧巻だったのは四回、若林に先制弾を許した後に迎えた2死二、三塁の場面だ。中島をこの日最速の150キロを外角に決め、空振り三振に斬った。「ズルズルいかなくて良かった」。得意のギアチェンジで圧倒した。捕手の太田も「すごかった」と目を丸くした。

 ファン待望の対戦も実現した。小学生時代のチームメートである坂本とは2打席対戦し、四球と中飛だった。「投げながらいろいろ感じる部分はあった」。初回はフルカウントから最後はインハイの直球が外れた。「追い込んでから四球を選ぶあたりはさすが。シーズンでいい勝負ができれば」と再戦を楽しみにした。

 2月6日のチーム合流から2カ月弱。この間、マウンドなど、さまざまな変化への適応を強いられながら調整を重ねてきた。「キャンプに入ってから、今日を迎えるまでいろいろあったけど、それが良かった。いろんなストレスを感じられて、準備段階としてはやることはやれた」。もうやり残したことは何もない。あとは開幕2戦目の27日・日本ハム戦を待つのみだ。

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