マー君が巨人打線を相手に7回1失点の貫禄投球 開幕へ万全の仕上がり

東京ドームのマウンドに立った楽天・田中将大=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
東京ドームのマウンドに立った楽天・田中将大=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
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 「オープン戦、巨人-楽天」(20日、東京ドーム)

 楽天の田中将大投手(32)が、開幕前最後の登板に臨み、7回3安打1失点でマウンドを降りた。

 初回は先頭の梶谷を三球三振に斬り、幸先よい滑り出し。決め球となったインコースの膝元に落ちるスライダーはバットが空を切ったあと、梶谷の左つま先に直撃。いきなりキレキレの変化球で球場を沸かせた。

 3人目の打者は小学生時代のチームメイトでもある坂本勇。フルカウントから最後はこの日最速の150キロ直球をインハイに投げ込んだものの、見逃され四球を与えた。それでも続く、岡本和を三ゴロに打ち取り、無失点で初回を終えた。

 二回は4球、三回は6球と、早めに仕掛けてくる巨人打線に対して省エネピッチングを披露した。四回は先頭・若林に真ん中に入ったスライダーを右中間へ運ばれ先制を許すと、2死から丸に四球、大城に左翼フェンス直撃の二塁打を浴び、2死二、三塁のピンチを招いたものの、最後は中島から直球で空振り三振を奪い最少失点で切り抜けた。

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