ロッテ・鳥谷がオープン戦初安打 今季18年目のベテランは健在アピール

8回ロッテ1死、安打を放つロッテ・鳥谷敬=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
8回DeNA2死、好守を見せたロッテ・平沢(左)とタッチをかわすロッテ・鳥谷敬=横浜スタジアム(撮影・高石航平)
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「オープン戦、ロッテ3-1DeNA」(20日、横浜スタジアム)

 ロッテの鳥谷敬内野手(39)がオープン戦初安打を放つなど、走攻守で存在感をみせた。

 今季18年目を迎える鳥谷は、19日の巨人戦から1軍に合流。この日が2試合目の出場だった。八回1死で回ってきたこの日初めての打席では、笠井の150キロ直球を左前へ運んだ。阪神時代に躍動した横浜スタジアム。一塁を回ったベテランに観客から拍手が送られた。

 試合後「ヒットになってよかったです。ファームでしっかりと打席に立たせていただきましたし、キャンプでも時間をいただき、いろいろと自分で試しながらやらせてもらいました」とコメント。

 続けて「その中で今年のシーズンに臨む上でのヒントをたくさん見つけることができましたし、時間をもらったことでしっかりと動けるようにすることができました。去年とは違って、いい状態でシーズンを迎えることができると思います」と話した。

 八回に安打で出塁後には、続く安田の中前打で果敢に三塁を狙い、滑り込んでセーフに。「走塁でも去年とは全然、違います。走塁はつねに先の塁を狙う意識と判断。その意識をもってやっていきたいです」と今季への意気込みを明かした。

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