オリックス・山本 脱力投法で8回1失点 変化球キレッキレ、MAX154キロ
「オープン戦、オリックス2-3巨人」(12日、京セラドーム大阪)
開幕投手に決まっているオリックス・山本が、脱力投法で8回1失点。軽く投げているように見えるが、球速はMAX154キロ。変化球もキレッキレッで、すべて空振り三振の8奪三振だ。大城に一発を打たれた場面は反省だが、26日・西武戦へ向けて万全の調整を見せた。
「ずっと力みがあったので、とにかく力を抜いて投げた。久しぶりに力が抜けているのにスピードが出てる感じで投げられた」
わずか93球で8回を投げきった。そこにも意味がある。開幕戦の登板後、中5日で4月1日のソフトバンク戦に向かうプランも浮上している。球数を抑えた中で、イニングを投げられれば理想的だ。
「いい状態にステップアップした。もっともっと上がってくると思う」。大きな手応えをつかんで本番へ向かう。




