ヤクルト・石川、大乱調…2回途中7失点降板 巻き返しへ「調整していくだけ」
「オープン戦、オリックス7-6ヤクルト」(10日、京セラドーム大阪)
スコアボードに映る「7」を背に、ヤクルト・石川がマウンドを降りた。中16日で臨んだ実戦は残酷なものとなり、1回2/3を9安打7失点の大乱調。悔しさに唇をかみしめた。
試合は1点差まで詰め寄ったが、最後はあと一歩届かず。石川に今季“1敗目”が記録された。立ち上がりから先制点を与えると、二回は2ランを被弾するなど一挙6失点。「試合を作れるように調整していくだけ」とぽつり。秘めた思いは打ちのめされた。
高津監督は「攻撃的な投球ができなかった」と課題を挙げ、修正を願った。そして「開幕にベストを持っていってくれると思います」と信頼は変わらないことを強調した。開幕まで残り約2週間。やり返す舞台はまだ、残されている。