巨人・広岡が“移籍1号”「割り切ってスイング」古巣ヤクルトから左翼上段へ特大弾

 6回、広岡大志は左越えに移籍後初本塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
 6回、広岡大志は左越えに移籍後初本塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「オープン戦、巨人-ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 巨人・広岡大志内野手が、ヤクルトからトレード移籍後、“初本塁打”を放った。

 「9番・遊撃」で古巣との一戦にスタメン出場。迎えた六回の第3打席だった。

 ヤクルトの守護神・石山を相手に、1ボール1ストライクから高め144キロ直球をフルスイングした。打った瞬間に柵越えを確信。打球を左翼スタンド上段まで運んだ。スタンドから大きな拍手が起こり、一塁ベンチに戻るとナインから祝福された。

 「結果を求めすぎて固くなっていたので、割り切ってスイングしました。ストレートでしたが、芯で捉えていい感触でした」と振り返った。

 1日にトレードが電撃発表され、広岡はチームに合流した3日・ヤクルト戦で移籍後初出場していた。

 この日は初回に、いきなり3つの遊ゴロをさばいた。二回は2死一、二塁の好機に打席に立ったが、先発小川に投ゴロに打ち取られ、2打席目は左飛に倒れていた。

 それでも3打席目に若武者が、古巣を相手に強烈な“恩返し弾”をかっ飛ばした。

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