ソフトバンク・周東がA組合流 早めに自ら志願

 「ソフトバンク春季キャンプ」(13日、宮崎)

 右肩のコンディション不良でB組(2軍)調整中だったソフトバンク・周東佑京内野手(25)がA組に合流した。雨で室内での練習になったが、ノックで力強い送球を繰り出すなど、フルメニューをこなした。

 「出遅れている分、他の選手よりアピールしないといけない」

 昨季は二塁でチーム最多の53試合に先発出場。50盗塁をマークし初タイトルに輝いたが、焦りは隠せない。「他の選手がA組で結果を出している。僕もその争いに加わらないといけない。早めに自分からお願いした」と志願の合流と明かした。

 今も右肩の状態は万全ではないが「自分ではできると思っている」。

 これまでシート打撃などで三森が猛アピール。「すごい気になっていた。昨年と違う部分を見せられている」と周東。牧原大、ベテラン明石に川島もライバルだ。「(競争激化は)あると思いますね。周東君もそういうのは意識するでしょうし」。激しくなった定位置争いに工藤監督は満足そうだった。

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