楽天・石井新監督「東北に優勝を持ち帰れるように」キャンプ前日ミーティングでゲキ

全体ミーティングでナインに訓示する石井監督(球団提供)
楽天・浅村栄斗(左端)らに声をかける楽天・石井一久監督(右)=金武町ベースボールスタジアム(撮影・棚橋慶太)
則本昂(右)とグータッチする石井GM兼監督(撮影・棚橋慶太)
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 指揮官となって初めてキャンプを翌日に控えた楽天・石井一久監督(47)が31日、全体ミーティングに参加し、ナインにチーム方針を発表した。

 「チームの方針は、当たり前ですけど、1球1球集中していくこと」

 今年は2011年に発生した東日本大震災から10年を迎える。「東北に優勝を持ち帰れるようにみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思う。今シーズン絶対に勝つので、よろしくお願いします」と選手たちを前に力強い言葉で“所信表明”した。

 前日30日に都内で行われた田中将大投手(32)の入団会見から一夜明け、新指揮官の姿は沖縄県にあった。疲れた表情も見せず、午前中から自主練習を行っていた選手たちを視察した。

 その後、宿舎に戻って、立花陽三球団社長も参加した全体ミーティングに参加。ここ2年間、チームがシーズン後半戦に失速している現状を目の当たりにしており、「何百球、何千球と年間通して見る中で、一球一球にどれだけ集中したことによって、選手個々の成績も違うし、チームの成績も変わってくる。シンプルに一球一球に集中をどれだけ継続できるか」と選手に問いかけた。

 自身は東日本大震災から10年を迎える特別なシーズンで指揮を執る。「いろんな使命を背負った特別で大事なシーズンだなと感じてます」と東北に根付く球団としての役割を受け止めていた。

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