楽天の新外国人、前レッドソックスのルスネイ・カスティーヨ外野手（３３）についてＭＬＢネットワークのジョン・ヘイマン記者は１０日（日本時間１１日）、自身のツイッターで同選手の出来高が１００万ドル（約１億４００万円）になると伝えた。

　楽天は前日に同外野手と１年契約で合意したことを発表し、推定年俸は６５万ドル（約６７６０万円）とされていた。同記者は「年俸６０万ドル（約６２４０万円）が保証されており、追加で１００万ドル（同）の出来高がつく」と、年俸以上の出来高が設定されていることを伝えた。さらに、キューバ出身の同外野手がメジャー移籍するにあたってレッドソックスと総額７２５０万ドル（約７５億４０００万円）と結んだ大型契約にも触れ、「言うまでもなく、金は重要ではない」とつづった。

　右投げ右打ちのカスティーヨはメジャー通算９９試合の出場で打率・２６２、７本塁打、３５打点で昨年１０月にＦＡに。１６年６月以降はマイナー生活が続き、１９年は３Ａで１２０試合、打率・２７８、出塁率・３２１、１７本塁打、６４打点の成績を残した。

　同外野手は「ＮＰＢは素晴らしいリーグと聞いているし、何より日本の規律正しい文化が大好き」と球団を通じてコメント。石井ＧＭ兼監督は「チャンスメーカーとポイントゲッターとしての役割、存在感を期待したい」と話した。