オリックス・能見に先発プランも 中嶋監督が示唆…ブルペン兼任も「下から誰か呼ぶ」【NPB】

 オリックス・中嶋聡監督(51)は2日、能見篤史投手兼投手コーチ(41)の先発起用のプランも用意していることを明かした。

 「現状は中継ぎで考えているけど、先発になったら下から誰かを呼ぶ。小林2軍監督は投手も見られるし。キャンプでもどう動いてもいいようにああいう形にした」

 基本はリリーフ起用。兼任投手コーチとしてブルペンを担当する予定にしている。だが、チーム事情や本人の状態によっては先発起用の可能性もある。そのためにスタッフ発表の際、監督以外は1、2軍の振り分けを明記しなかった。

 能見が先発する場合、調整を優先するためブルペン入りできない。代わりに2軍に配置予定の入来、岸田両投手コーチのどちらかを1軍に呼ぶ。

 指揮官の能見への期待は大きい。チームではキャンプでも投げ込む投手が少ない。投げながら仕上げていく能見のスタイルを見るだけでプラスだという。

 「アドバイスは選手から聞いた方が聞きやすい。(自分も)9年間、兼任やってきたからよく分かる。(投手として)やれるのも見てきている。バックアップしていきます」

 自らの経験から兼任コーチのメリットが分かる。リリーフでも先発でも、長年低迷するチームに41歳の存在が大きな刺激になるはずと見込んでいる。

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