プロ注目の阪上「投打どっちも」見て 神戸国際大付の145キロ右腕

 来秋ドラフト候補で最速145キロ右腕の神戸国際大付・阪上翔也投手(2年)が24日、神戸市内の同校グラウンドで取材に応じ、来年は投打の柱としてチームを引っ張ることを誓った。

 「投げても打ってもスゴいと思われる選手になりたい。どっちかではなく、どっちも、で貢献したいです」。秋の兵庫大会では背番号8をつけていたが、2試合に登板し計25三振を奪う活躍。近畿大会ではエースナンバーを勝ち取った。

 打撃でも中軸を担う阪上は「打つ方が好き」と口にするが、青木尚龍監督(56)は「能力が高いんだから投げてくれないと困る」と“投手・阪上”にも期待を寄せている。近畿8強でセンバツ出場は当落線上。吉報を信じ、春までに投打で能力を高めていく。

 ◆阪上 翔也(さかうえ・しょうや)2003年11月1日生まれ。兵庫県伊丹市出身。181センチ、82キロ。右投げ左打ち、投手。外野手も兼任。瑞穂小1年から野球を始め、中学時代は祖父が監督を務めていた和歌山の「打田タイガース」でプレー。神戸国際大付では1年春からベンチ入り。最速145キロ。高校通算20本塁打。

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