ＤｅＮＡ・砂田毅樹投手（２５）が９日、横浜スタジアム「ＮＩＳＳＡＮ　ＳＴＡＲ　ＳＵＩＴＥＳ」で契約更改交渉に臨み、１２３０万減の年俸４３７０万円で更改した（金額は推定）。

　今季は１７試合で０勝０敗、４ホールド、防御率２・６５の成績。開幕は２軍で迎え、１軍に上がったのは１０月からだった。２年連続のダウンに「結果を残せば上がるし、残せなかったら下がるというのは明確。来年アップとなるように」と巻き返しを誓った。

　１軍昇格後は随所で好投が光った。一部の左打者に対しては、シンカーを投げやすいようにとプレートの踏む位置を一塁側から三塁側に変えた。「１軍に上がってから川村さんと話をして変えてみるのもありなのかなと。それがはまった形です」と手応えを示した。

　オフはストレート、制球力の向上を図る。昨季までオフはウエートトレーニングがメインだったが、ウエートとキャッチボールを交互にやることで「投げる感覚もつかんでいけたら」と砂田。貴重な左腕リリーフとして来季２３年ぶり優勝を目指すチームに貢献する。