オリックス西浦 両足手術へ 医師から「8割強復帰できない」も前向き【NPB】
オリックス・西浦颯大外野手(21)は8日、21日に京都市内の病院で厚生労働省の特定疾患に指定されている『両側特発性大腿骨頭壊死症』の治療のため、骨盤を骨頭へ移植する手術を受けることを明かした。両足とも手術するため入院は半年以上に及ぶとみられる。
大手術を前にしても、西浦に悲壮感はなかった。「(担当医から)“8割強、復帰できない”と言われました。恐怖心はないです。この病気で復帰した人がいないなら、僕が最初の人になろうと思います」と気丈に話した。
病は突然襲ってきた。シーズン最終盤の11月に1軍昇格。2試合連続安打を放ったが、試合中に激痛に見舞われた。
「痛くて力が入らなかった」
その後、いくつも病院を回って、重病だと知らされた。公表すると、いろんな人から励ましの声が届いた。
「同じ病気の人から、メッセージとかアドバイスをもらいました。復活することで希望になれば」。可能性が低くても諦めない。必ずグラウンドに戻ってくる。