ヤクルト・奥川 悔しい1年目…オフ無休宣言、来季1軍定着目指す
ヤクルトの奥川恭伸投手(19)が8日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1600万円でサインした。誓ったのは来季の1軍ローテ定着。今季の経験や悔しさを糧に飛躍を果たす。(金額は推定)
「もう少し活躍したかった思いが強い。来年は1軍の舞台で活躍するんだっていう気持ちを持って取り組んでいきたい」
言葉にしたのは、悔しさばかりだった。最終戦で1軍デビューを果たすも、2回0/3で5失点。防御率22・50からの再出発が決まり、「ふがいない。1軍のレベルを肌で感じた」と足元を見つめた。
既に来季に向けて始動している。「体をつくることが大事」と、これまで取り組んできたトレーニングを継続。また、自身の体で弱い部分もチェック済みで「克服していけるように」と前を向いた。
今季届かなかったプロ初勝利、その先に見据える活躍へ。「休んでいる暇はない。しっかり練習したいです」と年末年始の帰省以外は無休を宣言。強い意志が、来季への道しるべとなる。