日本新薬が26年ぶり2度目の4強 ルーキー船曳がサヨナラ打

 9回、中越えにサヨナラ打を放ちナインから祝福される船曳海(中央)
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 「都市対抗野球・準々決勝、日本新薬2-1ホンダ熊本」(1日、東京ドーム)

 日本新薬が接戦を制し、1994年以来26年ぶり2度目の4強入りを果たした。1-1の九回2二塁から、ルーキーの船曳海外野手が右中間を破るサヨナラ打。延長タイブレーク突入直前で劇勝を飾った。

 前進していた相手外野陣が追いつけない打球を追いながら、船曳は右拳を突き上げた。「僕が決めるしかないと思って、思い切って振り抜きました」と2ボール1ストライクからのスライダーをフルスイング。無心を心掛ける大卒1年目が大舞台で躍動した。

 勝利インタビューでのお立ち台では開口一番、「やったりました!」と叫び、スタンドを沸かした。天理時代の2015年には侍ジャパン高校代表としてU18W杯に出場し、大会最多得点をマーク。プロ志望届を提出しながら指名漏れした法大時代を経て、社会人野球のステージで再び輝きを放っている。

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