ソフトバンク・栗原が日本シリーズMVP「先輩方に少しご飯でも」1、2戦で爆発
「日本シリーズ・第4戦、ソフトバンク4-1巨人」(25日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが史上初となる2年連続4連勝で、4年連続11度目の日本一に輝いた。MVPは第1戦で巨人のエース菅野から2ランを放つなど打撃で貢献した栗原が選ばれた。
栗原は初戦で3打数3安打4打点、1本塁打。第2戦は5打数4安打とチームを勢いづける活躍をした。
球場内のインタビューでは「CS打てなかったので、何とか日本シリーズ、力になりたいと思って臨みました。良かったです」と振り返った。
印象に残っているヒットに、菅野から打った第1戦の2ランを挙げ「1打席目。いい形で入れたらいいなと思いながら打席に入ったので、それが最高の結果になってよかったです」と語った。
一言ごとに先輩選手からひやかされる初々しいインタビューとなったが、「この先輩方に、少しご飯でもおごってあげようかなという思いです」と、絶妙な切り返しをしてベンチ、球場を沸かせていた。中村晃との自主トレについて水を向けられると、「本当に、晃さんには何か買ってあげたいなと思います」と感謝していた。
優秀選手賞にはムーア、中村晃、柳田が選ばれた。敗れた巨人から、戸郷が敢闘賞を受賞した。