ソフトバンク15安打13点 工藤監督「何よりの薬はヒット」次戦へ「日々新たな気持ちで」

 「日本シリーズ・第2戦、巨人2-13ソフトバンク」(22日、京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが打線は15安打13得点、投手陣は盤石の継投策で5安打2失点に抑える完勝。今シリーズ2連勝、日本シリーズ記録を更新する10連勝を飾った。

 工藤監督は「初回からしっかり得点できたの大きかったと思いますし、みんながしっかりつなげる野球をやってくれたのが、きょうの勝利につながったったと思います」と振り返った。

 初回、1死一塁から柳田が巨人先発・今村の真ん中に入る141キロのシュートをフルスイング。強烈なライナーで中堅・丸の頭上を超える先制二塁打を放った。この回3安打1四球1失策で3点を先制した。

 二回は1死から、九番の甲斐が、フルカウントから左中間席へのソロ。今村を早期KOに追い込んだ。三回には2番手・戸郷からグラシアルの2ランで加点し、序盤三回で6点のリード。五回には三番手・田口からデスパイネの犠飛で1点を追加した。七回にはデスパイネの満塁弾で試合を決めた。

 第1戦で無安打だった柳田、松田宣、甲斐らに安打が出るなどつながりを見せた打線。「何よりの薬はヒットだと思いますので、出たことが良かったと思いますし、3戦以降につなげたいと思います」と指揮官。

 デスパイネは63年の柴田勲(巨人)、04年カブレラ(西武)に並ぶシリーズ最多タイとなる1試合6打点。前日3安打の栗原はこの日は10年今江(ロッテ)以来23人目、27度目のタイ記録となる1試合4安打を記録。2つのシリーズ記録を達成するおまけつきだった。

 24日からはホーム福岡で第3戦を迎える。工藤監督は「きょうは多くのファンの熱い思いが選手に乗り移って、素晴らしい試合をしてくれました。福岡に戻って日々新たな気持ちに戻って新しい試合をしたい、ファンの皆様と素晴らしい試合をしたいと思います」と気持ちを新たに、勝負に臨む。

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