ヤクルト山田哲が残留へ 球界最長タイ7年の大型契約に

 今季国内FA権を取得し、その去就が注目されていたヤクルトの山田哲人内野手(28)が残留を決断したことが19日、わかった。球団関係者の話を総合すると、日本人選手最長タイとなる7年総額35億プラス出来高で合意したとみられ、大型契約となった。

 球団への愛を貫いた。10年間在籍したチームへの恩と感謝。シーズン中から話し合いを重ね、18日に今オフの主役の一人が決断を下した。宣言残留も認められていた中で、大争奪戦の道を選ぶことなく、取得した権利を行使することなく残留という結論を選んだ。

 7年契約の大型契約は、ソフトバンクの柳田や楽天の則本と並ぶ、球界史上最長タイ。球団幹部はかねてより「残留が一番の補強」と話しており、その熱い思いが山田哲に届いたもようだ。

 7年契約が終了した際には、山田哲は35歳になる。シーズン終了後には「自らの身の振り方を考えるのも初めて。じっくり考えたい」と話していたが、分岐点で示した生涯スワローズの道。最下位から巻き返しを狙う球団にとって、最大の補強が実現した。

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