西武からドラフト1位で指名された桐蔭横浜大の渡部健人内野手(21)=176センチ、112キロ、右投げ右打ち=が15日、横浜市内で入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円で合意した。「(同僚の)山川選手や中村選手を超えられるように、スケールの大きい選手になりたい」と意欲を示した。
大きな体から放つ長打力が魅力だ。まずは来年の開幕1軍を目標に掲げ「ダイヤモンド一周は気持ちいい。本塁打にはこだわりたい」と抱負を語った。球団から山川のバットが贈られ「打席にどういう気持ちで入っているのか聞いてみたい」と目を輝かせた。(金額は推定)