巨人 宮国、ディプランに戦力外通告 今オフ計16人 高木京は自由契約→育成契約へ
巨人は11日、宮国椋丞投手、ディプラン投手に来季の契約を結ばないことを通達。高木京介投手は自由契約にすることを通達したとそれぞれ発表した。
宮国は10年ドラフト2位で入団し、高卒2年目には6勝。エース候補として期待され、13年には開幕投手も務めた。だが、成績は伸び悩み、10年間で通算21勝。今季は主に中継ぎで21登板、防御率5・33と結果を残せなかった。
ディプランは昨オフにドミニカから育成選手として契約し、3月に支配下契約。1軍で2試合に登板したが、防御率19・29と結果を残せなかった。
高木京介は開幕から17試合に登板するなど奮闘していたが、股関節の故障で離脱。復帰へ向けた調整を重ねており、球団側は育成契約を打診するとみられる。
巨人は今オフ、田原や藤岡ら支配下4選手と育成10選手の計14人にも戦力外通告を行っており、宮国とディプランで計16人。支配下から自由契約となり、育成契約を結ぶとみられるのは高木京、鍬原、堀田の計3人となった。大塚副代表は戦力底上げへ「血の入れ替えは必要」と方針を示していたが、予告通り断行した。