巨人・坂本 藤川は「スーパーピッチャー」「梅ちゃんにまだまだできると話をした」

 「阪神0-4巨人」(10日、甲子園球場)

 巨人の坂本勇人内野手が、最後の藤川球児との対戦でフルスイングで応えた。

 九回、藤川がマウンドに上がると原監督が代打・坂本を球審に告げた。粋な計らいに甲子園が湧く中、初球は148キロを見逃しストライク。2球目の148キロ直球を空振りしツーストライク。3球目の148キロを見送りボール。1ボール2ストライクからの4球目は148キロの直球をこん身のフルスイングで空振り三振を喫した。

 通算成績は36打数8安打2本塁打。試合後は「僕が出だしの時からスーパーピッチャー。球児さんから初めてホームランを打った時のことは鮮明に覚えているし、それがすごく自信になったりした」と振り返った。

 最後の打席も楽しむことができ、「光栄なこと。梅(梅野)ちゃんにね、全然まだまだできるねっていう話をしていたんですけど、すごいいいボールきてました」と引退を惜しんでいた。

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