ロッテ 4年ぶりCS進出!執念の8投手リレー 崖っぷちから3連勝

 「ロッテ8-2西武」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 試練を乗り越えた。ロッテは逆転勝ちで4年ぶりのCS進出が確定するとナインは、ガッツポーズで喜びを表現した。井口監督は「ずっと苦しい試合が続き、崖っぷちで選手たちが最高のパフォーマンスを出した」と目を細めた。

 王手をかけた一戦で執念のリレーを見せた。本調子ではない先発・小島を2回2失点で降板させ継投に入った。ローテで回っていた岩下が、四回から3番手で今季初めてリリーフ登板。右腕は「準備はできていた」と2回1/3を無失点に抑えた。

 10月上旬に岩下の新型コロナウイルス感染が判明した。1軍野手も大量感染。首位を争っていたチームは大失速した。「責任はだいぶ感じました」と岩下。苦しんだ男が期待に応え勝利投手になった。セットアッパー・沢村、守護神・益田ら勝ちパターンも投入。8投手の小刻みな継投を繰り出した井口監督は「全員でつなぐと決めていた」と語った。

 4日に3位に転落し自力CS進出の可能性が消滅。その後、3連勝と巻き返した。5日から2試合連続で試合前の円陣で、ナインにゲキを飛ばした指揮官。「ようやくベンチが一つになって戦えている。CSを突破して、ここ(本拠地)に戻ってこられたら」。まずはチーム一丸で宿敵のソフトバンクを倒す。

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