早慶戦 ドラ1対決は早川に軍配 木沢は「明日やり返します」とリベンジ誓う

 「東京六大学野球、慶大1-3早大」(7日、神宮球場)

 両エースの投げ合いで繰り広げられた息詰まる投手戦。8日の同戦で勝った方が優勝となるが、両エースが今度は中継ぎとしてスタンバイし、“再戦”を迎える予定だ。

 この日は注目のドラ1同士の投げ合いだった。投げ勝ったのは、楽天からドラフト1位指名された早大・早川隆久投手。小宮山監督から験担ぎの一環で「外角低めに投げたら打たれない」と金言をもらった。

 その言葉通り、外角低めにきっちりと制球したからこそ、内角球も効果的だった。負ければ終わりの一戦で、9回5安打1失点15奪三振の圧巻投球。エースの貫禄で122球の熱投だった。

 雪辱に燃えるのが、慶大の木沢尚文投手だ。2ランを被弾するなど、7回を4安打3失点9奪三振と好投するも、あと一歩届かず。打たれた球は高く浮いた失投で、試合後には「技術不足」と素直に認めた。そして「勝てなかったのが全て。明日やり返します」と言葉を続け、気持ちを切り替えた。

 この日の両エースは早川が122球、木沢は105球を投じており、優勝をかけた運命の8日は先発を外れる。それでも早大の小宮山監督が「(明日も早川は)投げます!」と宣戦布告。木沢も「早川くんも投げると思いますし、僕も投げると思うので。最後に1点勝っていればいいと思います」とチームのために腕を振る覚悟だ。

 優勝争いは早慶に絞られており、8日の2回戦で早大は引き分け以上で優勝。慶大は勝てば優勝となる。

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