巨人原監督もだまされた?「嫌われている人間なのかと…」初アーチ岸田いじりを笑う
3枚
「巨人6-4ヤクルト」(31日、東京ドーム)
前夜、引き分けで優勝を決めた巨人が、逆転勝ちで連敗を5でストップした。
原監督は、プロ1号本塁打でアピールした岸田の打撃を評価した。「キャッチャーがバッティングがふるわないなか、インパクトとしては大きい。本来の練習の良さ、ファームでは4番。自信を持ち、さらにいい捕手になってくれたら」とうなずいた。
元気印、ムードメーカーとして人気者の岸田の一発が飛び出したのは六回。長谷川の直球を仕留め、左中間席中段まで運んだ。
ダイヤモンドを一周してベンチへ戻り、原監督はエアタッチで出迎えたが、仲間からの祝福は一切なし。おなじみとなった「サイレントトリートメント」に、岸田は「えっ!!」と悔しがり、期待通りのリアクションで応えた。笑いをこらえきれなかった坂本が先陣を切って祝福し、一気に笑顔がはじけた。
メジャー流の祝福が日本でも浸透しているが、原監督にはピンとこなかった様子。「今の人達は上手。『何してるんだろう』と思いましたけど。僕は『嫌われている人間なのかな』と思った」と笑わせた。