「ロッテ１－２楽天」（３０日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　楽天・松井裕樹投手（２５）が、負けられない一戦を締めくくり、今季初セーブを記録した。

　１点リードの九回から２番手で登板。先頭の荻野に粘られながら中飛に打ち取ると、中村奨、鳥谷を連続三振に切り、１回を無安打無失点で締めた。

　先発に挑戦した今季だったが、シーズン途中に中継ぎへ配置転換。今季初めて抑え役でのマウンドだったが「驚くということはなかった」と松井。負けられない試合が続くが「１試合１試合が大事になるので、その時できることに集中している」と話した。

　この日が２５歳の誕生日。記念の日に、大事な試合でチームの勝利に貢献し、「初日に良いスタートが切れたので、良い一年にします」と気持ちを新たにしていた。