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ソフトバンク工藤監督 優勝インタビューで医療従事者に配慮「勇気をいただいた」

優勝を決めソフトバンク・工藤公康監督はソフトバンク・柳田悠岐と拳を合わせる=ペイペイドーム(撮影・山口登)
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 「ソフトバンク5-1ロッテ」(27日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが3年ぶり19度目、1リーグ時代と合わせると21度目のリーグ優勝を決めた。歓喜の瞬間、工藤監督もマスク姿でマウンドに駆け寄ったが、新型コロナウイルスの感染対策で胴上げは行われなかった。

 工藤監督は「勝った瞬間は何とも言えないフワフワした気持ち。みんなと顔を合わせ、勝ったんだなという実感とホッとしてます」と笑顔。胴上げもない、異例の優勝となったが「今年は野球界の開幕も3月20日から6月19日にのび、多くの方が野球を開幕しようと関係者の方が尽力して開幕できた」と感謝。さらに医療従事者にも配慮し、「そしてもうひとつ、医療従事者の献身的な活躍がなければ開幕できなかったかもしれない。多くの勇気をいただき、我々も少しでも元気になってもらおうとした結果が優勝につながった」と頭を下げた。

 今年は新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れ、不規則な過密日程となった異例のシーズン。投手陣は各選手がそれぞれの持ち場で役割をこなした。千賀、東浜、石川が安定した成績を残し、ベテランの和田や助っ人のムーアも先発ローテで奮闘。リリーフ陣も高橋礼、嘉弥真、モイネロがフル回転し、守護神・森につないだ。

 野手陣はバレンティンが不調、キューバ勢の合流も遅れたが、打撃3部門でリーグ上位に入る柳田がけん引した。盗塁数で断トツのリーグトップ、周東がダイヤモンドを駆け回り攻撃陣を活性化。中村晃が勝負強さを発揮し、6年目で台頭を現した栗原も奮闘した。

 負けると首位陥落となった10月10日のロッテ戦で勝利したのが、大型連勝の始まり。勝負に徹した工藤監督の采配も、優勝争いの佳境でチームの勢いを加速させた。16日のオリックス戦では六回、松田宣の代打・川瀬が送りバントを決め、バレンティンの代打・長谷川が満塁弾。10日から23日まで15年ぶりの12連勝を飾り、ロッテを突き放した。

 昨年まで3年連続日本一に輝いたが、リーグ優勝は西武。開幕前には王貞治球団会長が「完全優勝」の至上命令を掲げたが、まず一つ目の目標をクリアした。

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