ソフトバンクが3年ぶり優勝!コロナ禍異例のシーズン、胴上げは行わず

優勝を決めソフトバンク・森唯斗はソフトバンク・甲斐拓也と抱き合って喜ぶ=ペイペイドーム(撮影・山口登)
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 「ソフトバンク5-1ロッテ」(27日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが3年ぶり19度目、1リーグ時代と合わせると21度目のリーグ優勝を決めた。歓喜の瞬間、工藤監督もマスク姿でマウンドに駆け寄ったが、新型コロナウイルスの感染対策で胴上げは行われなかった。

 先発和田が6回無失点と力投し、盤石の継投。効率良く得点を重ね、六回には甲斐の2ランで突き放した。

 今年は新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れ、不規則な過密日程となった異例のシーズン。投手陣は各選手がそれぞれの持ち場で役割をこなした。千賀、東浜、石川が安定した成績を残し、ベテランの和田や助っ人のムーアも先発ローテで奮闘。リリーフ陣も高橋礼、嘉弥真、モイネロがフル回転し、守護神・森につないだ。

 野手陣はバレンティンが不調、キューバ勢の合流も遅れたが、打撃3部門でリーグ上位に入る柳田がけん引した。盗塁数で断トツのリーグトップ、周東がダイヤモンドを駆け回り攻撃陣を活性化。中村晃が勝負強さを発揮し、6年目で台頭を現した栗原も奮闘した。

 負けると首位陥落となった10月10日のロッテ戦で勝利したのが、大型連勝の始まり。勝負に徹した工藤監督の采配も、優勝争いの佳境でチームの勢いを加速させた。16日のオリックス戦では六回、松田宣の代打・川瀬が送りバントを決め、バレンティンの代打・長谷川が満塁弾。10日から23日まで15年ぶりの12連勝を飾り、ロッテを突き放した。

 昨年まで3年連続日本一に輝いたが、リーグ優勝は西武。開幕前には王貞治球団会長が「完全優勝」の至上命令を掲げたが、まず一つ目の目標をクリアした。

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