20年ドラフト、コロナ禍で評価のばらつき少ない傾向に 抽選長引く可能性も

 26日に開催される2020年のドラフト会議は、各球団の駆け引きが見ものとなりそうだ。25日までに1位指名を公表したのは7球団。近大・佐藤にオリックス、ソフトバンク、巨人の3球団、早大・早川にロッテ、ヤクルトの2球団が入札を明言しており、2人の目玉の人気ぶりが表れている。

 日本ハムが1位指名を決めた苫小牧駒大・伊藤、中日が1位指名を宣言した中京大中京・高橋は単独指名濃厚となる中、いまだ態度を表明していない5球団の決断に注目が集まる。“東西の横綱”争奪戦に参戦するか、トヨタ自動車・栗林や明大・入江、慶大・木沢ら豊作な即戦力投手の一本釣りを狙うか。当日まで情報戦が繰り広げられることになる。

 コロナ禍で候補の視察機会が減ったことで各チームの評価にバラツキが少ない傾向があり、外れ1位以降も抽選が長引く可能性も十分あり得る。例年とは違ってプロ野球はシーズン中で戦力外の発表もまだ先。来季のチーム編成が不透明で本指名の人数が減ることを予想する一方、リスクの少ない育成指名が増えるのではという声も上がっている。

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